FXの注文の仕方
FXの注文の仕方には、大きく分けて、成行と指値があります。
成行注文は、プライスオーダーとも呼ばれ、相場の動きを見ながら自分が売りたい、買いたいと思ったときに買う注文方法です。PC上では現在の買いのレート、売りのレートが表示されるので、その価格で売買したいと思えば、成行注文のボタンを押します。
指値注文は、リミットオーダーとも呼ばれ、この価格で売りたい、買いたいと考えて注文を出すときに使う方法です。例えば、1ドル=110.50円のときにドルを買う場合、できるだけ安く買おうと考えて1ドル=110.40円で注文を出すような場合です。
その値段で必ず買えるわけでなく、現在のレートからあまりかけ離れた値段を指値しても売買は成立しません。成立する確率が高いのは、買い注文場合で現在のレートの10銭ほど安い値段、売り注文の場合で10銭ほど高い値段です。
自動売買はこの指値注文を行っています。あらかじめ自分で決めた売買注文を出しておけば、その条件になったときに自動的に売買してくれます。シナリオなどを考えて指値注文を出しておくと利益を得られる確率は、成行注文よりも高いので、通常は指値注文を基本に考えるといいでしょう。