FX取引会社選びのポイント その3
最低取引単位についても、FXの会社ごとに差があります。以前は、最低1万通貨単位(米ドルなら1万ドル)からというのがほとんどでしたが、最近は1000通貨単位からというところも増えてきました。
1000通貨単位から取引できるところは、投資による利益を上げるというよりも、現引きといって、海外旅行などに使うお金を外貨のまま自分の外貨預金口座に振り込むことができるサービスと併用できるところが多いようです。
使い勝手の良し悪しも判断基準になります。注文方法や取引画面がわかりやすいかどうかも、FX会社を選ぶうえでは大事な要素になってきます。取扱い通貨の種類もチェックしておきましょう。
米ドルと円のペアはほとんどのFX会社が取り扱っていますが、オーストラリア・ドルと円、あるいは、ニュージーランド・ドルと円のペアは扱ってないところもあります。基本的に、高い金利収入を得ようとするなら、この2つの通貨を取り扱うFX会社を選ぶといいでしょう。
最近は非常に多くの通貨をペアを扱っているところも増えてきてます。注意すべきことは、南アフリカ・ランドや、その他のローカル通貨は、高い金利が魅力的ですが、市場での取引量が極端に少ないため、為替レートが乱高下することがあります。
ある程度の安定性と高金利の両方を狙うなら、たとえばオーストラリア・ドルとニュージーランド・ドルを基本に考えるといいでしょう。