追証
保証金がポジションを維持するのに不足すると、追証(マージン・コール)を求められます。これは、最初に差し入れた保証金が、取引を維持するのに必要なだけの担保価値をもちえなくなってきたので、改めて保証金を追加するように求められることです。基本的に追証は、損失額がかさみ、納めた保証金の50%を超えてくると、要求されることが多いようです。
損失額がマージン・コールがかかる50%を超えてさらに膨らんでいった場合、強制的に反対売買が行われ、ポジションが決済されます。会社によって異なりますが、損失額が当初納めた保証金の80%を越えた段階でかかるところが多いようです。
強制決済されると、最初に納めた保証金額から損失額を引いた金額が残ります。例えば当初100万円の保証金を納め、損失額が70万円になった場合は、30万円が残ることになります。
損失額が当初納めた保証金の範囲を超えて発生し、資産がマイナスになるということは基本的にはありませんが、相場の大暴落などでレートが飛んでしまう場合などはこの限りではありません。