FXとは
FXはForeign Exchange(外国為替)の略で、外国為替保証金取引といいます。外国通貨を小額の保証金で売買し、為替差益と利子(スワップ金利)を手に入れることができます。
外貨に投資する商品と比較すると、外貨預金の場合、外国通貨で預け入れる預金のことなので、商品性は円預金と変わりありません。外貨建てMMFとは外国投資信託の一種で、格付けの高い債券を組み入れたファンドで、外貨で投資します。
FXは一定額以上の保証金を納めて外貨取引を行います。取引可能な金額は必要保証金の範囲内において自分で決定できます。例えば、1万ドルの取引に対して必要保証金が10万円の取引会社では、100万円を保証金として入金すれば、最大10万ドルの取引が可能です。
一番注目するのが、為替手数料の違いです。外貨預金は1米ドル当たり往復で2円かかる銀行がほとんどで、外貨建てMMFは1米ドル当たり往復1円が多いようです。FXの場合、往復で0.1~0.4円程度と他の商品に比べて格安なのが魅力です。
また、取引時間も外貨預金や外貨建てMMFが取扱金融機関の営業時間内であるのに対し、FXは土日を除く24時間いつでも取引可能です。