FXの金利
FX取引の魅力は機動的に為替変動による売買利益のほかに高い金利が得られることです。
外貨預金の場合、利率が例えば米国の市場金利プラスアルファの水準で運用できた場合でも、そこから銀行の収益分が引かれ、残りを預金者に利息として還元するので市場金利を下回る利率しか提示されません。
FX取引のスワップ金利は、原則通貨国の市場金利に近い水準で決められているので、外貨預金の利率よりも高めの金利収入を確保できます。
FX取引のスワップ金利とは、売った通貨国の金利と、買った通貨国の金利の差に相当します。たとえば日本の金利が0.1%、米国が3%だとすると、円を売って米ドルを買うと差し引きで2.9%の金利収入になります。
さらに、FX取引はレバレッジをかけると金利収入をさらに増やすことが可能です。たとえば、レバレッジをかけずに運用した場合のスワップ金利が年3%だとして、2倍のレバレッジで運用すると、6%の金利収入が得られます。