チャート
チャートはいろいろなタイプがありますが、日本人に一番馴染みが深いのはローソク足という表示法です。細長い四角の箱が黒や白に塗り分けられていて、そいの箱の上や下に線が引いてあるグラフです。
チャートは、過去の値動きを時系列で表示するものですが、その形がどうなっているのかによって、将来の価格推移を予測していきます。これを頭に入れて為替レートの推移を見ていくと、ただ漠然と相場が上がった、下がったを追いかけるよりもはるかに有益です。
ローソク足の見方
陽線 陰線
高値 高値
終値 | ←ヒゲ→ | 始値
↑ □ ←実体→ ■ ↓
始値 | ←ヒゲ→ | 終値
安値 安値
チャートを覚えたからといって必ず相場の行方が当たるとは限りません。マーケットの将来予測を行うための材料はいろいろあります。同じテクニカル分析のなかにも、チャートを筆頭にして、MACDやRSIなど、実に数多くのバリエーションがあります。
それらを組み合わせて使うことによって、将来予測の確度が上がります。テクニカル分析は過去の値動きを統計的に分析したものですが、実際の相場は統計的傾向に反する動きをすることもあります。