チャートの見方
相場が上昇基調にあるのか、下降基調にあるのかを示すのがトレンドで、トレンドに乗って取引するのが、相場で勝つためのコツです。このトレンドを判断するために欠かせないのがチャートになります。
チャートの見るポイントは、まず支持線と抵抗線です。為替レートは波のような動きをします。その際、波の上部が抵抗線、波の下部が支持線となり、そのあたりで折り返す可能性が高いのではないかと予測しておきます。
次に、波の動きが全体として上に向かっていたり下に向かっていたりしたら、その上部あるいは下部を大雑把な線で結びます。これがトレンドラインの呼ばれる、全体の方向性をつかむのに役立つ線です。
また、トレンドは移動平均線によっても確認できます。現在のレートが移動平均線よりも上にあるのか下にあるのか確認します。ローソク足が移動平均線の上にあり、移動平均線が上向きならばレートが上昇しつつあり、逆なら下降しつつあると見ます。
現在のレートと移動平均線との乖離も確認します。移動平均線の上や下に大きく離れていると、市場参加者が買われすぎ、売られすぎと判断して売買する結果、相場が反転する可能性があります。