損は小さく、利は大きくするために
損は小さく、利は大きくは投資の極意です。利を大きく伸ばしていくには相場の大きなトレンドを捉えなければなりません。短期で細かく上下する相場展開のなかでは、なかなか大きく儲けることが難しいです。このような相場展開のときは細かく売買を繰り返し、勝ったり負けたりで少しずつ利益を積み重ねていくしかありません。
相場に大きなトレンドが現れるときは、それだけ大きな材料が出たときです。米国の通貨政策に変更があったり、米国以外の国や地域の通貨政策に変更あったり、米国の景気が非常に強いという経済指標が発表されたなど。このときにその国の通貨に投資してじっと待つことで利を大きく伸ばしていくことが可能になります。
ここで気をつけることはレバレッジを不必要なまでに高めないことです。大きなトレンドを捉えるためにある程度の期間にわたって、そのポジションを維持しておかなければなりません。そのためにマージン・コールがかかるような状況は極力避ける必要があります。なので、わずかな値動きでマージン・コールがかかるようなレバレッジの掛け方はしない方が無難です。2倍~3倍程度のレバレッジで投資しましょう。